進学や就職、人事異動や部署移動など4月から心機一転、新しい環境に入りその環境に慣れ始めた5月。
なんとなく体がだるかったり、集中できなくて勉強や仕事が身に入らなくなっていませんか。
そんなあなたは、もしかしたら五月病の兆しアリかもしれませんヨ。
■5月病とは
5月病とは、新しい環境や人間関係にについていけず焦りを感じたり、夢と現実のギャップにショックを受けたり、仕事や勉強への意欲を失ってしまったりと倦怠感や虚脱感などをともなう体と心の一時不調を示す俗語です。
近頃では職場にいる間だけ気分が落ち込む新型うつも目立ってきていますね。
もともとは、大学入学後の学生が、ゴールデンウィーク明けくらいにストレスから、無気力な状態になる事からついた病名と言われていますが新しい環境についていけなかったり、期待感とのギャップによるストレスからくる症状でもあるので「5月にしかならない」とか「学生しかならない」「新入社員ら若者しかならない」といった類のものではなく、新しい環境に入った人ならば誰でもなりうる症状なのです。
例えば転職や定年間際での単身赴任、わがままな上司や部下が異動してきたりなど職場環境や人間関係に辛抱を続ける中で管理職や年配社員が不調を訴えるケースも増えてきています。
「五月病」とは医学用語ではないので、決められた定義や概念があるわけではありません。
専門医の間では、アパシーシンドロームとも言われています。
スチューデントアパシー(学生の無気力症)、サラリーマンアパシー(サラリーマンの無気力症)。また、医学的には「適応障害」とも言われます。
余談ですが、社会人の場合は、新人研修が終わって実務に入り出す6月頃にこの症状が出ることが多いため、新五月病又は、6月病と言われたりもしています。
そして 「 こんなはずじゃないのに〜(TwT。) 」と焦れば焦るほどドツボにはまってしまいます。疲れているのに眠れない(眠れない・・と思うと余計に眠れない!)無気力、体調不良が慢性化していきます。
自分では気付かないけれども、知らない間にストレスをため込んでしまいうつ状態に発展していくのです。
五月病が長引くと、うつ病になりかねません。 マメにストレスを発散することと、ストレスの原因を把握して対処していくなど、しっかりケアしていきましょう!ヽ(*´Д`*)ノ
→続いて5月病の原因を見てみましょう
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